2019年08月02日

BABYMETALに鞘師里保(元モーニング娘。) 其の参 附 宮澤茉凜

(承前)

7月30日に「宮澤茉凜ラストライブ 深淵の帰還〜全ての人に感謝を込めて〜」に行ってきました。M-line Clubで前売り申し込みを逃したのだけれど、出演する姐さん(魚住有希)が一般発売の告知を呟いてくれたので、イープラで購入。後方なので、茉凜の姿を見られたのは通算して数分程度じゃないかと思うくらい見えませんでしたが、豪華ゲスト*1 の皆さんとの演奏で、「音楽聴いたな!」と感じられるよいライブでした。ゲストボーカルがはしもん(橋本愛奈)と予告されており、おかまり(岡田万里奈)けぇへんの?という感じでしたが、サプライズでやはり登場! 最後は「イクジナシ」のサビマサイ納めとなりました。

そのライブの前半、茉凜が「わたしの原点、始まりの曲を」と言って弾いた(vo.はしもん)のは、「自信持って 夢を持って 飛び立つから 」。娘。プラチナの象徴・高橋愛の卒業記念曲でした。日本武道館での卒業公演に立ち会った娘。ヲタの記憶に今も鮮明なのは、ソロでこの曲を歌った高橋がカッコつけてキメながら盛大に歌詞を間違えまくり、しかもそのまま剛腕で押し切ったこと。出鱈目な歌詞を気持ちよさそうに歌いきった“雄姿”に、卒コンでも高橋は高橋だった、と語り草になっていますw

宮澤茉凜にとってこの曲は、「田中れいなとバンドをやりたい女子メンバー大募集!」オーディションで弾いた課題曲であり、LoVendoЯのギタリストとして活動してきた約7年の“原点”“出発点”でした。ちなみに、高橋愛卒業記念スペシャル2Daysの1日目にお披露目され加入した娘。10期(飯窪・石田・佐藤・工藤)にとっても、この曲はオーディション課題曲で始まりの歌。工藤の卒業前に行われた10期バスツアーで、思い出の曲として歌っているはずです。

この「自信持って 夢を持って 飛び立つから 」。実は、鞘師ヲタにとっても記憶の中の大切な存在です。鞘師里保が卒業前のソロスペシャルライブを締めくくったのは、実にこの曲でした。9期ヲタのわたくしの感覚では、9期は間違いなく高橋チルドレンで、なかでも里保ちゃん(とふくちゃん)には高橋の濃厚な影響を見いだせる思いをしました。“師匠”が豪快に歌詞を間違えたこの歌を鞘師は、かっちり歌って旅立っていきました。里保ちゃんは他のところでがっつり間違えましたけどもネ

里保ちゃんが「自信持って 夢を持って 飛び立」ってからほぼ音信がないまま時がすぎ、我々は事後報告の形で「鞘師里保に関するお知らせ」を目にしました。このとき、(あくまでわたくしの印象では)動揺したり強く嘆いたのは「没後の門人」的な人が比較的多く、3年前に鞘師を見送ったヲタは、突然知らされた専属マネージメント契約終了やHello! Project卒業という事態に対して比較的冷静な態度で、むしろ、
皆さんお元気ですか?
お久しぶりです。鞘師里保です。
私は元気です!
ということばを喜び、
まだまだ歌いたい!踊りたい!演じたい!
に期待した者が多かったように感じました。わたくし個人としても、ここにわざわざ「演じたい!」を入れてくれたことに嬉しさをおぼえた記憶があります。このお知らせの文面は、鞘師ヲタなら脳内で違和感なく里保ちゃんの声で再生される感があって、真実味がありました。

ここでBABYMETALのサポートとして活動を開始したことで、里保ちゃんは自ら発した「踊りたい!」を実現したといえます。かつて卒業するさゆ(道重さゆみ)とともに立った横アリで、憧れだった(と思われる)海外の大きなステージで……。この上ないタイミングと条件で「踊りたい!」を「踊る」に変えてしまえたのは、幸運だったというべきでしょう。里保ちゃんの能力は信じているし、娘。ヲタですからそのネームバリューを信じてもいますが、21歳の鞘師里保が短期間にこれらを達成できたのは、間違いなくBABYMETAL側の力によるものです。ベビメタのサポートをしなくても、或いはいつか彼女自身の力で大きな舞台に立てたかもしれないけれど、おそらくそれはずっと後のことになったでしょう。

「踊りたい!」という望みを国内外の大舞台でかなえた鞘師は、次はどんな夢をどんなスタイルで現実のものにするのか。きっと彼女は、これからいくつも望みをかなえていくでしょう。ヲタとしてそれを期待していますし、信じています。

(まだもうちょっと何か書くかも)

*1 卓緯にいやんまで。しかし、茉凜と宮川紗綾さんが中学の同級生とか、多賀城は美人の名産地か
posted by koke.N at 16:30 | Comment(1) | 鞘師里保 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ハロプロがもし本気で海外進出を考えるなら、カリスマ性のあるリードボーカルを立てて、少人数のダンサー、少数精鋭の小さなユニットで勝負するべきだと思います。段原とか、特にash出身者には歌える子がいますしね。まあ、BABYMETALの様にラウド系なら、当然、馬鹿テクのバックバンドを従えてって形になりますが、POPジャンルなら生バンドは必要ないですし。でも欧米で勝負するなら「大人数での歌割り」や「大人数のユニゾン歌唱」は御法度だと思います。メインストリームには、そんなアーティストは一つも存在してないので。勿論「ハモリを売りにしてるグyループ」なら別ですけど。大人数ってのは、烏合の衆といますか、数の力で実力不足を誤魔化してるって取られるのがオチなので。あと音楽に疎い人がよく「BABYMETALはアイデアの勝利」って言いがちですけど、リードボーカルがSU−METALじゃなきゃ(声量お化け、体力お化け)絶対に成功してないってのが、長年、音楽に携わってるプロの大方の意見ですし、馬鹿テクバンドに、カリスマ性のあるリードボーカルを立ててるっていう王道で勝負してるのがBABYMETALの欧米での成功の一番の大きな要因だと思うのです。それに、もし欧米で成功したら、もうギャラなんて日本の芸能界の比じゃないですし、勝負する価値は十分にあると思いますけど。現時点でのべビメタの欧米フェス、国内フェスもそうですけど、1時間程度の出演で、約3000万円〜5000万円がギャラの相場ですもん。これを年間4本くらいこなして海外公演がアリーナから小箱まで含めて20〜30本。このツアーも欧米のブッキングエージェントが運営してるので、BABYMETALは「相場のギャラを貰っての出演」って形ですし。例えCDやストリーミングなんか売れなくてもライブだけで、物凄い稼いでますから。ギャンブルする価値は十二分にあるかなと思います
Posted by nanasi at 2019年08月04日 00:13
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